結論から言いますと、はっきり言って加入したのは大失敗でした。
もし、あなたがこれから医療保険に入ろうか検討しているなら、
まずは私の失敗談を見てからでも遅くはありません。
特に「安い医療保険なら良いだろう」と気軽に入ろうと思っている場合は、注意が必要です。
安価な医療保険への加入【きっかけは1本の電話から】
私が入った医療保険は、某カード会社経由で加入できる月々500円程度の医療保険でした。
ある日の夕方、電話が掛かってきて
不意に出ると、カード会社の名前を名乗っていたため
「引き落としに何か不具合でも有ったのかしら?」
そう思い、不安になっていると、
引き落とし関連の話ではなく、保険に入らないかといった勧誘でした。
もし現在の私であれば、その時点で
「二度と電話をしてこないでほしい」と言って切るのですが、
その頃の私は、ちょっとした不安を抱えていて
しかも医療保険に興味があった為、
月々の保険料がワンコインで安いことに魅力を感じ
その電話で保険の加入契約をしてしまいました。
保険料は、月々のカードの請求から引かれるため、
払い忘れることもないし、
日帰り入院でも保険金がおりることがあるから
加入しておけば安心だと思ったのです。
しかし、これが間違いの元でした。
医療保険の「もしもの時」は、いつまで経っても来ない
電話で契約後早々、申込用紙が送られてきて、次の月のカードの請求から医療保険の保険料が引かれるようになりました。
「何かケガをしたり入院したりした時に使えるかも」
そんな事を考えながら、1か月、2か月たち、
遂に半年が経過・・・。
私の体が頑丈なのか、
風邪1つひきません。
また、通勤以外は殆ど外出しないこともあり、
事故に巻き込まれるようなこともありませんでした。
そもそも、医療保険に興味があったのは
「もしもの時があったら怖い。どうしよう」という不安があったからなのですが、
自分が思っている以上に、もしもの時って来ないんですよね。
さすがに、月500円程度であっても
そんな来るか分からない「もしもの時」のために毎月払うよりかは、
その分をコツコツ貯金しておいた方がマシだと感じました。
保険料は掛け捨てだった為、
今までの掛け金(500円×6か月分=3,000円)は無駄になってしまいます。
それでも、これ以上の無駄を重ねるよりは今解約した方がダメージが軽いため、
急いで解約することに決めました。
医療保険の解約に苦戦!
私が契約した医療保険は「解約は電話でのみ受付」とのことだったので、早速、解約専用のダイヤルに電話をすることに。
しかし、そのダイヤルはフリーダイヤルではなく有料ダイヤル!
有料ダイヤルにすることで、解約者を防ごうという魂胆なのでしょうかね?
最後までしっかりお金を取るつもりとは、さすがです(苦笑)
まあ、こちらとしても、
このまま保険料が月々引き落とされるのは嫌ですので、
そんな事構うもんかと電話をかけました。
そしたら・・・、
「ただいま、お電話が込み合っています」という自動音声アナウンスが流れ、
なかなか電話が繋がりません。
ちなみに、待たされている間も、電話代は「こちら持ち」です。
一旦切ろうかどうか迷いながらも、
30秒くらい待った時、やっと「プルルル」という音がし、
オペレーターに電話が繋がりました。
「お電話ありがとうございます。〇〇(担当者名)です。」
オペレーターの名乗りを聞いた後、
私は手短に「医療保険を解約して欲しい旨」を伝えました。
すると、やはり水際対策なのか、
今解約すると勿体ないとか、
このまま継続した方が良いようなことを
相手が勧めてくるんですよね。
でも、こちらは既に30秒以上の
有料ダイヤルの電話代金がかかっている為、
そんな事で折れている場合ではありません。
「今は仕事の休み時間に電話をかけているため、
こちらはとにかく急いでいる。
早く解約の手続きを進めて欲しい」
そう言ってキッパリ断り、
無事に解約の手続きをする運びとなりました。
【まとめ】安価な医療保険の代償は「無駄な保険料」と「無駄な電話代」
そんなこんなで、気軽に安価な医療保険に入ったために「無駄な保険料」と「解約の際の無駄な電話代」を支払う羽目になった、私の体験談は以上となります。
掛け捨て保険料の3,000円と、
有料ダイヤルの電話代(繋がるまで待たされたため、恐らく500円程度)は、
加入しなければ支払う必要の無かった費用です。
計3,500円あれば、
新品の洋服1枚買うことが出来ちゃいますよね。
その時のことは、本当に無駄な出費をしてしまったと反省しています。
特に「電話のみの解約」は要注意です!
医療保険に加入を検討の際は、くれぐれも
私のような失敗をしないよう気を付けてくださいね。