私のごく近しい親族(身内)が、まさかまさかの結婚詐欺に遭い、そのとばっちりで私自身も金銭的な被害を受けてしまいました。

最終的には私のお金は返ってきたのですが、そこに至るまでに時間と労力がかかり、お金以外のダメージも大きかったです。

そして時が経過し、落ち着きを取り戻した現在、改めて振り返ってみると、色々な学びや気付きが出てきました。

その学び・気付きを無駄にしないよう、そして同じような手口で騙される人が出てこないよう今後の防犯ノウハウとして役立てるため、ここで私の経験を記事として残していくことにしました。

結婚詐欺師との出会い・登場人物の関係性について

結婚詐欺の被害に遭った私の親族(C美)は、私の従姉に当たる人で、隣の市に住んでいたこともあり月1~2回は会って食事をしたり、一緒に犬の散歩をしたりと親しくしていました。

C美は40代のシングルマザー(夫とは死別)で、夫を失った後も恋人を作っては別れるを繰り返していたので元々「恋愛体質」だったのだと思います。

そんな恋愛体質のC美は、仕事先で出会ったという一人の男性を「新しい彼氏ができた」と紹介してくれました。

その男こそが、ここでお話していくことになる「結婚詐欺師」だったのです!

 
当時、C美には付き合っている彼氏がおり、その彼氏と上手くいっていないという愚痴を何度も聞かされていた私は

「まだ正式に別れていないのに次の彼氏を連れてくるとは!」と驚いたと同時に

「今の彼氏と上手くいっていないから、早々に乗換先を用意してきたのか」とも思い、ちょっと呆れてしまいました。

 
(※ちなみにですが、以後この結婚詐欺師の男を「S男」と表記することにしますので、何卒ご了承ください)

 
「はじめまして、S男です。C美さんとは職場で知り合いました。どうぞよろしく。」

 
スーツ姿で礼儀正しく挨拶するS男は、C美より2歳年上とのこと。

 
小柄で、色黒で、ギョロっとした目つきが印象的でした。

 
それにしても、顔や手足など、かなり日に焼けていたため、建設現場など屋外で仕事をしている人なのか聞いてみると、外資系企業のデスクワークだと答えるS男。

(後から考えると、ここで違和感を感じるべきだったのですが、細かい点から初対面で見破るのは難しいですね・・・。)

 
C美が言うには「S男は、派遣先の社員の方で、年収1,000万円以上のエリート」らしい。

 
(まあ、これも後からS男が作った「ウソの設定」で、その設定が後からガラガラと音を立てて崩れていくのですが。

その過程も書いていこうと思うので、お楽しみに!)

 
恐らくですが、車と家のローン追われているC美にとって、S男の年収はかなり魅力的に映ったのではないでしょうか?

この時点で、すでにC美はS男にかなり惚れこんでいるように見えました。

もう一人の主人公「C美の母親」

C美と結婚詐欺師S男のせいで、金銭的な被害を受けたのは私の他にもう1人います。

それがC美の母親(E子さん)です。

 
私はC美と仲良くしていたため、母親であるE子さんとも交流がありました。

一緒にご飯を食べたことも、旅行したこともあります。

 
この結婚詐欺の件で被ったE子さんの金銭被害額は、私の被害額をはるかに上回る400万円。

 
しかも、私と違い、その額は1円も詐欺師から返還されていません。

 
お金の件だけではなく、C美とS男により方々に連れまわされたり、S男の嘘に何度も振り回されたりしたので、ある意味「もう一人の主人公」と言えるのではないかと思います。

 
ただ、E子さんは昔から娘にめっぽう甘く、娘の言う事に否定・反対することが出来ないタイプです。

 
なので、C美が騙されていることにE子さんが早めに気付いたとしても、それをE子さんが指摘できたかどうかは怪しいです。

 
また、自分で物事を考えず「●●さんがそう言っていたから」とすぐ人の言うことを鵜呑みにする傾向もあるため、詐欺師にとっては都合の良い存在だったのではないかとも思われます。

 
そんなこんなで、この物語(ノンフィクション)の主要人物と関係性についてご紹介してきましたが、どのように結婚詐欺が行われ、被害が発覚し、どのような結末を迎えていくのかについても今後できるだけ詳しく書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。