確かに、積み立てNISAは投資ですから、
投資の元手となる資金が無ければ、始めることすら出来ませんよね。
しかし、安心してください。
これからの行動次第で、
積み立てNISAの元手となる資金を捻出することは可能です。
ここでは、積み立てNISAを始めるための資金の捻出方法について、
私自身がやってみた事例を交えながらご紹介していきます。
積み立てNISA用の資金を捻出する2つの方法とは?
積み立てNISAを始めるための元手となる資金を捻出する現実的な方法としては、
主に「2つの方法」があります。
1つは「副業」。
そしてもう1つは「節約」です。
元手となる資金が無いというのであれば、
副業で資金を増やし、それと同時進行で
毎月出ていく金額を減らしていき、
手堅く「投資用の資金」を用意していきます。
私の場合、積み立てNISAを始めた当初、
月収12万円で貯金も10万円以下だったため、
副業と節約の両方を継続し、
ゼロから投資用の資金をコツコツ用意していきました。
副業で投資用の資金をコツコツ貯める事例
私は当時、月収約12万円の派遣社員でした。正社員では無いので、定時で帰ってOK。
仮に残業を命じられることがあったとしても、
それは1年に1度あるか無いかという状況だったため、
副業をしやすい環境下にありました。
その利点を生かし、帰宅し夕食を食べた後、
寝るまでの3時間程度の時間を副業に充てることにしたのです。
副業は、肉体労働系のアルバイトではなく、
家でインターネット環境を使って出来るものに絞って取り組みました。
幸い、派遣の仕事でパソコンの作業全般には慣れていたので、
そこを生かした仕事をしようと考えたのです。
現在、すでに有名どころとなっている
クラウドワークやランサーズには
非常にお世話になりました。
最近では、それ以外にも
アウトソーシング系のサービスも増えてきており、
より副業をしやすい環境が整ってきている状況ですから、
今から投資の資金を貯めたいという場合、さらにチャンスが広がっていると思います。
節約で投資用の資金を手堅く貯める事例
こうして昼は派遣の仕事、夜はインターネットで副業をこなしていた私は、
それと同時に節約を行い、出ていくお金を最小限にしようと行動に移しました。
私の実践した節約の具体的事例は、このようなものになります。
携帯キャリアの解約⇒乗換
月額サービスの退会
コンビニで買い物をしない
外食をしない
帰宅途中で100円ショップに寄らない
クレジットカードを使わずデビットカードに変更
仕事の日は必ずお弁当を持参
お茶をやめて白湯を飲む
外出時は水筒に水か白湯を持参
焼き魚を毎朝から週2回に変更
浴槽にお湯を貯めず、シャワーにした
髪をセルフカットにした
化粧品の見直し(コスパの良いものに限定)
食材ごとに「買っても良い価格帯」を決め、それより高ければ買わない。
野菜は「もやし」を多用
肉や魚より「とうふ」を食べる
ちなみに、元々車やバイク等の乗り物は持っていませんでしたし、
仕事に通うための交通費は会社から支給されていた為、
その部分は何もしていません。
また、更新のタイミングが上手く合わなかった為、
住居の引越は行いませんでした。
もしかすると上記のリストの他にも
細かく実践した項目があるかも知れませんが、
今覚えている限りのことを書くと、このような感じです。
こうやって本業の傍ら副業と節約を実施し、
積み立てNISA用の元手資金(1年分計40万円)をコツコツ貯めていきました。
投資資金の捻出方法は「片方だけでもOK」なのか?
ここまで見てきて「こんなストイックなこと、私には出来ない」
そう思われたかも知れませんね。
確かに、当時を振り返ってみると、
「自分はかなりストイックにやっていたな~」と思いますし、
今から同じことをやれと言われると、体力的にちょっと無理かも知れません。
なので、副業と節約の両方を行うことが無理なら、
それらの片方ずつ実践する形でもOKです。
もちろん、両方行った場合よりも
資金を貯めるまでの時間が長く掛かってしまいますが、
ここで大切なことは「資金を貯めるための行動を続けること」です。
無理をしすぎて途中で止めてしまっては意味がないので、
無理のない範囲で実践してみて、出来る限り長く継続していきましょう。