積み立てNISA初心者が損失増をする3つの行動
巷で話題の積み立てNISA

投資初心者の方にもオススメとされていますが、
よく分からないからといって適当に運用してしまうと、
利益を出すどころか損失を増加させてしまうリスクがあるため、注意が必要です。

「そうは言っても、一体何を気を付ければ良いの?」

そんな時に役立つ知識として、
今回は 積み立てNISA初心者が注意すべき【損失リスクを増加させる3つの行動】について
早速お伝えしていきます。


【その1】国内インデックスファンドに多く投資する

投資の基本は「分散投資」。

いろいろな銘柄の株式に投資することで、
株価が下がった場合のリスクを散らし、
損失を最小限に抑えましょうという事ですね。

しかし、複数の銘柄に分散投資した場合でも、
それらの銘柄のほとんどが国内株式のインデックスファンドだとすれば、
全くと言っていいほど分散投資の意味がありません。

国内株式のインデックスファンドに投資している比率が高い場合、
日経平均やTOPIXに連動しているものばかりになるため、
そこがコケただけで大損してしまう可能性が高いのです。

また、日本はこれまで長きにわたって経済成長が停滞し、
なおかつ少子高齢化により、経済発展の核となる生産年齢人口が
今後ますます減っていくことが目に見えている国です。

つまり、よほどの出来事が無い限り、
日本はこれから国としての繁栄・成長が期待できない状況であり、
それが株式にも影響するため、国内株式における今後の期待値も少ない・・・。

なので、国内株式に投資しても
今後の価値が下がることはあっても、上がることは殆ど期待できないだろうと見て取れるため、
国内株式のインデックスファンドに高い比率で投資するのは決して賢い選択とは言えません。

もし、損失リスクの増加を避けたいならば、
国内のインデックスファンドを主体とする投資は避けるべきです。

そして、なるべく日本以外の「期待値の高い国」の株式に
分散して投資を行い、損失を最小限に抑えるよう努めるのがオススメです。


【その2】投資信託の運用手数料を見ないで投資する

次に初心者の方が注意すべきなのが
投資信託の「運用手数料」に関することです。

投資信託の運用手数料は種類によって異なり、
中には「同じような運用方法を取っているのにも関わらず手数料の差がある場合」もあるため、
そこをよく見ていないと、無駄に高い運用手数料を取られる羽目になります。

例えば、最近話題のeMAXI Slim先進国株式インデックスは、
これと似た名称のeMAXIS先進国株式インデックスと同じ運用方法を取っているのに
対面営業などの人件費がかかっていない分、手数料が安くなっています。

しかし、そのような点をチェックせず、
運用手数料の高いeMAXIS先進国株式インデックスを選んでしまうと、
それだけで損をしてしまう形になるのです。

せっかく投資で利益が出ても、
運用手数料が高ければ高いほど
自分の手元に残る金額が少なくなってしまいますので、
ここは絶対に見逃せません。

初心者のうちは面倒で分かりにくいことかも知れませんが、
投資信託は運用方法についてよくチェックしたうえで選ぶのは勿論、
運用手数料の割合についても、しっかりとチェックしたうえで決めることをオススメします。


【その3】途中で売却し、乗換を行う(スイッチング)

積み立てNISAで運用を続けていると、
途中でより魅力的な条件の投資信託が出てくると、
今買い付けている投資信託から乗換したいと思うこともあるでしょう。

そんな時、初心者の方がやりがちなのが、
すでに保持している投資信託を売って、
そのお金で新しい投資信託を購入するといったことなのですが、
これは結果的に損をする形になるので注意が必要です。

どのような損をするのか?といいますと、
税金優遇の枠が減ってしまうという損失があります。

例えば、100万円分のAという投資信託を売却し、
売却したお金で新しい投資信託Bを購入した場合、
新しく購入した投資信託Bから利益が出た場合、
その利益分については課税対象となってしまいます。

つまり、Aという投資信託に適用されていた「利益に対する非課税枠」は、
新しく買った投資信託Bに移行させることが出来ないのです。

せっかく積み立てNISAを行っているのだから、
非課税枠をみすみす逃してしまうなんてことは、非常に勿体ないです。

では、どうしても新しい投資信託に乗換をしたい場合、一体どうすれば良いのか?

それは、現在保有している投資信託を売らず、そのまま保持したうえで、
次回積み立てる分から新しい投資信託に積み立てNISAを設定・購入していけば良い
のです。

非課税枠を損しないためにも、
乗換するための売却は絶対にしないよう気を付けましょう。


【まとめ】損失を増加させる行動を理解できれば、積み立てNISAも怖くない!

ここまでお伝えしてきた3つの行動、あなたは心当たりがあるでしょうか?

もし心当たりがあったとしても、
今からリカバリーをしていけば良いので、
購入する投資信託の配分や手数料について今一度見直してみましょう。

また、短期的な損失が出たからと言って
すぐに売却を検討するのもNG
です。

積み立てNISAは長期的な投資を目的とするものですから、
ぜひ「長い目」で見て、どんと構えて運用していきましょう。