最近、様々な電話番号から「関東住宅調査センター」という名称を名乗る、自動音声の電話がかかってきたという口コミ情報が大変増えており、話題になっています。
この記事では、最近話題の「関東住宅調査センター」と名乗る謎の団体からの電話について、ネット上の口コミ評判や発信元の情報、対処法に関する詳細情報を項目ごとに解説していきます。
関東住宅調査センターとは?ネットに情報が見当たらない謎の団体
名称はあるが、公式サイト・所在地は不明
「関東住宅調査センター」という団体名は電話の音声案内などで確認されるものの、インターネットで検索しても、法人としての情報はほとんど見つかりません。
公式ホームページ、所在地、代表者名、連絡先といった企業の基本情報が一切公開されておらず、法人登録があるかどうかも確認できない状態です。
このような状況から、実在する団体なのか、それとも架空の名称なのかについて疑念を持つ人も多く、信頼性には大きな不安が残ります。「関東住宅調査センター」という名称を聞いて、インターネットで検索しても、公式サイトや代表者名、住所などの情報は出てきません。
企業情報が一切出てこない点から、実在する法人であるのかさえ疑問視されています。
「住宅の調査」と称する自動音声アンケートの実態
電話の内容は、「住宅に関する簡単な調査を行っています。いくつかの質問にお答えください」といった自動音声によるもので、質問に対して電話の番号ボタンをプッシュして答えるよう誘導されます。
こうしたアンケート形式は一見無害に思えますが、回答内容が個人情報や居住形態に関するものであるケースもあるため注意が必要です。
また、音声は無機質で、途中で一方的に切られることもあり、企業の所在地や代表電話番号などの情報が詳しく提示されることはほぼありません。
発信元の電話番号が携帯番号であることも不信感を抱かせる要因の一つとなっており、正体がはっきりと分からないまま終わる不気味さを感じる人も少なくありません。
同名や類似名の団体との違いにも注意
「関東住宅センター」や「住宅調査協会」など、似たような名前を持つ団体が実在するため、混同しやすい点にも注意が必要です。
実際には、これらの名称とは異なる活動を行っている場合も多く、「関東住宅調査センター」と称する電話の発信元がそれらと関係しているという確かな情報は確認されていません。
名前の印象から信頼できる団体だと誤認してしまうケースもあるため、名前のイメージだけではなく発信元の情報調べるなど信頼性を裏付ける情報があるのか慎重に見極めることが重要です。
「関東住宅センター」や「住宅調査協会」といった、似たような名称の団体も存在するようですが、それらと本件の発信元が同一であるという明確な証拠はありません。
どんな電話がかかってくる?内容・流れ・使われる番号の傾向
複数の携帯番号を使った発信事例
現在、関東住宅調査センターと名乗る団体が自動音声電話の発信用に利用している電話番号には、以下のような番号があります。


上記以外にも、「080」「070」などの携帯電話番号を使い、何種類もの異なる番号から同様の自動音声が届くという事例が数多く報告されています。
また、電話番号を複数の番号に分散させることで、発信元の特定を困難にさせ、素性を明かさず調査するという意図があるのかも知れません。
これは、1つの番号を着信拒否にしても、別の番号から再び電話をかけることができるようにするための手法だと考えられます。
携帯番号という点で、個人や中小業者を装っているように見えることも、警戒すべき特徴の一つです。
ネット上でも「違う番号から何度も同じ内容の電話が来る」といった声が多く寄せられており、同一の発信元が意図的に複数の回線を使って連絡してきている可能性が指摘されています。
電話の内容は住宅やリフォーム関連のアンケート
音声の内容は、「住宅についての調査」「リフォームに関する質問」など、住宅関連の話題を装ったものが中心です。
一見すると無害な調査のようにも思えますが、回答内容によっては後日に営業電話へと発展するケースも報告されています。
また、「一戸建てか?」「家の築年数は?」「外壁に不具合はあるか?」などの質問が含まれ、これは後に電力業者や太陽光発電系の業者、リフォーム業者などの営業に繋げるための布石である可能性も指摘されています。
こうした「調査を装った電話でのアプローチ」には警戒が必要であり、安易に回答することで個人情報や住宅状況を知られてしまうリスクがある点に注意しましょう。
自動音声での誘導に注意!
自動音声による電話では、電話機の数字ボタンを押して回答するよう求められるといったシステムになっています。
たとえば「一戸建ての場合は1を押してください」といった誘導があり、これに従って操作をすると、より詳細な個人情報の提供に繋がってしまう可能性もあるため、注意が必要です。
誘導に従って回答してしまうと、それらの回答内容が営業リストへ登録されたり、自宅への侵入など詐欺的な目的に使われたりするリスクも存在しています。
こういった素性のよく分からない組織や団体から発信されている自動音声のアンケートには、安易に指示に従わないのが無難です。
内容に少しでも不審な点があると感じたら、すぐに通話を終了することをおすすめします。
番号をプッシュする形式ではなく「はい」「いいえ」の音声で答える形式だった場合は、音声録音による契約確認や勧誘手法に悪用される危険もあるため、これも安易に応じないよう注意しましょう。
関東住宅調査センターに関するネット上の口コミ・評判まとめ
実際に受けた人の声:「不審」「しつこい」「怖い」
口コミサイトやSNSでは、「関東住宅調査センターってなに?怪しすぎる」「夜遅くにかかってきた」「自動音声が怖かった」など、ネガティブな意見が多数を占めています。
時間帯に関係なく掛かってくるという声も
「朝7時台や夜9時過ぎにもかかってきた」といった声もあり、時間帯を問わず発信されることに不快感を覚える人も多いようです。
一般的な企業であれば避けるような時間帯の発信は、不信感に繋がります。
口コミから読み解ける共通点とは?
口コミから浮かび上がる共通点として、まず挙げられるのが「発信元が携帯電話番号であること」です。
多くの場合、「080」「070」などの番号から発信されており、一般的な企業とは異なる印象を受けます。
また、電話の内容は決まって「住宅の調査に関するアンケート」となっており、自動音声による誘導が行われます。
さらに、発信される時間帯に規則性がなく、朝早くから夜遅くまで掛かってくる点も共通しています。
通話の途中で一方的に切られることもあり、非常に機械的かつ一方通行な印象を受けるという声も多く寄せられています。
こうした特徴は、信頼できる企業の電話とは大きく異なっているといえるでしょう。
番号は携帯電話から始まる 、自動音声で「住宅の調査」と称する 、発信時間に一貫性がない 、途中で切れることもある、などの特徴が共通して報告されています。
発信元の正体は?詐欺や違法な営業の可能性はあるのか
代表者・所在地・電話番号が非公開な理由
「関東住宅調査センター」と名乗る団体は、企業として当然あるべき代表者名や所在地、代表電話番号などの情報を一切公開していません。
通常、信頼できる団体であれば、会社概要ページや問い合わせ窓口を明示しているものですが、本団体に関してはそのような情報がどこにも見つからない状態です。
情報を非公開にすることで、問い合わせや追跡を困難にし、責任の所在を曖昧にする意図がある可能性も考えられます。
このような情報の不透明さは、消費者にとって大きな不安材料であり、悪質な勧誘や詐欺的手法と関連付けて考えるべき重要な判断材料になります。
また、ユーザーからのクレームを回避するため、敢えて正体不明にしている可能性も考えられます。
一般的な企業ならあり得ないほど情報が乏しく、現時点では信頼できる団体であるとは言い難いです。
悪質な営業電話との共通点
関東住宅調査センターの電話は、過去に問題視されてきた悪質な営業電話の特徴と多くの共通点があります。
それには、情報が一切公開されていない点や、発信元が携帯番号である点、自動音声による一方的なやり取りが行われる点などが挙げられます。
また、最初はアンケート形式で無害に見せかけて、後日別の名目で営業の電話がかかってくるといった事例も報告されています。
さらに、発信者が誰か特定できない状況や、質問に答えさせる誘導手法なども、詐欺的な勧誘電話と類似しています。
こうした共通項を持つ電話には、慎重な対応が求められます。 情報非公開・自動音声・複数番号からの発信という点で、過去に問題視された営業手法と一致します。
表向きはアンケート形式でも、後日営業勧誘に繋がることがあるかもしれません。
消費者庁・総務省などの注意喚起事例
過去にも、自動音声によるアンケートを装った勧誘が問題となり、行政機関が注意を促したケースがあります。今
回のような手法も、それに該当する可能性があります。
電話を受けた際に取るべき5つの行動
① 個人情報は絶対に答えない
自動音声によるアンケート電話であっても、氏名・住所・年齢・家族構成・居住形態など、個人を特定できるような情報は絶対に答えないようにしましょう。一見すると単なる調査に見える内容でも、回答を重ねることで相手に多くの情報を与えてしまい、それが悪質な勧誘や詐欺の材料に利用される可能性があります。特に、「はい」「いいえ」で答える形式や数字をプッシュさせる誘導には注意が必要です。個人情報の断片が集められることで、後に営業電話や不審な訪問に繋がる恐れもあるため、少しでも不審に感じた場合はすぐに通話を終了し、情報を提供しないことが最も効果的な防衛策です。 氏名・住所・年齢など、どんな些細な情報でも自動音声で答えないようにしましょう。
② 音声を録音しておく
自動音声電話に対しては、通話内容を録音しておくことが非常に有効です。特に、後日勧誘やトラブルに発展した際に「どのような内容だったのか」「どんな指示があったのか」を客観的に証明する手段として役立ちます。スマートフォンの通話録音機能や、録音アプリを活用して記録を残しておくと安心です。また、相手が名乗った団体名や質問内容など、証拠として残すことで、消費生活センターや警察への相談の際にも状況を正確に伝えることができます。録音しておくことは、自衛策として非常に有効な手段のひとつです。 後日トラブルになった際の証拠になります。スマホの録音機能を活用しましょう。
③ 電話番号を逆引き検索で調べる
「0800」「070」「090」などの見慣れない携帯電話番号から着信があった場合、すぐに折り返すのではなく、まずはインターネットでその番号を逆引き検索してみることをおすすめします。多くの口コミサイトや迷惑電話情報共有サイトでは、ユーザーによる情報提供があり、同じ番号から電話を受けた他の人の体験談を見ることができます。もし悪質な営業や詐欺の報告が多数あれば、対応せずに着信拒否する判断材料になります。検索結果に団体名や内容が出てこない場合も警戒が必要で、情報が不透明な番号には慎重な対応を心がけましょう。 「0800」や「070」など、見慣れない番号は一度検索してから対応するのがベターです。
④ 着信拒否・ブロック設定を行う
不審な電話が何度もかかってくる場合には、スマートフォンや固定電話の着信拒否・ブロック機能を活用することが効果的です。多くのスマホには、特定の電話番号を拒否リストに登録する機能があり、一度登録すれば自動的に着信が遮断されます。また、迷惑電話対策アプリをインストールすることで、過去に迷惑通報の多い番号を自動的に判別してブロックしてくれる機能も利用可能です。特に、複数の携帯番号から同様の内容で電話がかかってくるような場合は、一つひとつ登録して対処していくことが必要です。繰り返しの着信にストレスを感じている方は、早めの対応をおすすめします。 スマホや電話アプリの機能を使い、二度と受けないように設定しましょう。
⑤ 不安があれば消費生活センターへ相談
不審な電話に対応して不安を感じた場合は、一人で悩まずに速やかに消費生活センターや国民生活センターに相談しましょう。専門の相談員が状況に応じた適切なアドバイスを提供してくれるため、安心して対応できます。特に、個人情報をうっかり伝えてしまった場合や、しつこい電話が繰り返されるようなケースでは、早めに相談することで被害拡大を防ぐことができます。全国どこからでも188(イヤヤ)番に電話をかけることで、最寄りの相談窓口につながる仕組みも用意されています。心配なことがあれば、迷わず専門機関に連絡を取りましょう。 国民生活センターや地元の消費者相談窓口に相談すれば、適切な対応を教えてくれます。
よくある質問(FAQ)
関東住宅調査センターの電話は無視していい?
現時点では「関東住宅調査センター」の正体が不明であり、公式な連絡先や団体情報も確認できていません。そのため、電話に出てしまうことで不審な勧誘に巻き込まれたり、個人情報を取得されるリスクがあります。電話の内容が自動音声で一方的に進行し、途中で切れるケースも多く、相手の素性がわからないまま終わることが大半です。こうした背景からも、基本的には無視するのが最も安全な対応です。特に、何度もかかってくる場合や、複数の番号から着信がある場合は、着信拒否などの措置を取りましょう。必要に応じて、消費生活センターへの相談もおすすめです。 現時点では団体の実態が不明なため、出ない・応じないという選択が最も安全です。
携帯番号からの発信なのに業者なの?
近年、企業や業者が固定電話番号ではなく、携帯電話番号を使って営業やアンケートの電話をかけてくるケースが増えています。これは、発信元の特定を困難にし、着信拒否されにくくする目的があると考えられます。特に、悪質な営業や詐欺的手法を用いる業者は、複数の携帯番号を使って連続的に電話をかけてくることがあり、番号を変えることでブロックされるリスクを回避しています。また、携帯番号であれば簡単に取得・破棄ができるため、トラブルが発生しても発信者の責任が追及しづらいという背景もあります。携帯番号だからといって個人や信頼できる相手とは限らない点に注意が必要です。 近年では、業者が固定電話ではなく携帯番号で発信する例も増えています。匿名性が高いため、悪質業者が好んで使う手法でもあります。
何度もかかってくる理由は?
何度も電話がかかってくる背景には、無作為発信を行う自動発信プログラムの存在が考えられます。
こうしたシステムは、リスト化された電話番号に対して順次発信する仕組みで、一度でも応答や操作をした場合には「接続可能な番号」として記録され、繰り返し対象となる可能性があります。
また、異なる携帯番号を使い分けて発信しているため、着信拒否をしても別の番号から再び連絡が来ることがあります。
中には、番号を変えて短期間に何度も電話をかけてくるケースもあり、非常にしつこく感じる原因となっています。
このような電話が続く場合は、番号のブロックだけでなく、専門機関への相談も検討しましょう。
無作為発信・自動発信プログラムなどが使われている可能性があります。
同様の団体や電話番号は他にもある?
「〇〇調査センター」「〇〇モニター」といった名称で、同様の自動音声アンケート電話を受けたという報告も複数確認されています。
【08012588453】関東住宅調査センター/自動音声電話https://t.co/b0nU0FCrpA pic.twitter.com/Rg9HAhv4D1
— 電話情報ナビゲーター【凛】 (@yukitokisetsu) April 15, 2025

いずれも発信元が携帯番号で、団体の所在地や代表電話番号などの詳細情報が不明という共通点が見られます。
名称を変えつつ、同様の手口を使っているケースもあるため、名称だけで安心せず、内容や対応方法を慎重に判断することが重要です。
住宅アンケート・自動音声電話のリスクと見分け方
巧妙化する電話勧誘の手口
近年の電話勧誘は非常に巧妙化しており、一見すると無害に見える内容であっても、裏では営業や個人情報収集を目的とした戦略が練られているケースがあります。
自動音声を使ってアンケート形式にすることで、相手に警戒心を抱かせず、自然な流れで情報を引き出すのが典型的な手口です。
さらに、番号を変えて何度もかけ直したり、企業名を曖昧にしたりすることで、発信元の特定を困難にしています。
こうした手口は、実際に営業を断りづらい状況に追い込んだり、気づかぬうちに個人情報を提供させたりするため、特に注意が必要です。
実際、自動音声を利用し、営業や家宅侵入のために使う個人情報収集が目的である事例も警察や消費者センターに寄せられています。
少しでも違和感を覚えたら、すぐに対応を中止し、電話を切りましょう。
ターゲットにされやすい人の特徴
自動音声による不審な電話は、特に高齢者や一人暮らしの方、日中自宅にいる時間が長い人などがターゲットになりやすい傾向があります。
これらの層は電話対応に慣れていなかったり、警戒心が薄かったりする場合があり、アンケートと称する内容にも素直に応じてしまうことがあります。
また、在宅勤務や主婦の方など、日中に電話に出やすい環境にある人も狙われやすいとされています。
こうした層をターゲットにして、情報を収集したり、後日の営業活動に繋げたりする手口が多いため、身に覚えのない電話には慎重な対応が求められます。
正規のアンケートとの違いを見抜くには?
正規のアンケートであれば、依頼元の企業名や連絡先、担当者の氏名などが明確に提示され、調査の目的や利用目的についても丁寧に説明されます。また、調査終了後に結果報告やフォローアップの連絡があることも多く、透明性と信頼性が確保されています。一方、不審なアンケート電話では、団体名が曖昧であったり、詳細な情報を一切開示せずに一方的に質問を続けるケースが目立ちます。特に、自動音声による案内や、番号非通知・携帯番号からの発信である場合は注意が必要です。こうしたポイントを押さえることで、正規の調査かどうかを見抜く判断材料になります。 ・企業名や連絡先が明記されているか? ・終了後にフォローアップの連絡があるか? ・担当者の氏名や部署を名乗るか? といった点を確認しましょう。
関東住宅調査センターからの自動音声電話の実態や口コミ評判:まとめ
関東住宅調査センターを名乗る団体からの電話は、その正体が不明であり、発信元の携帯番号や自動音声による形式など、多くの不審点が存在しています。
インターネット上の口コミを見ても、「しつこい」「怖い」「不快」など否定的な意見が多く、正規の企業活動とは考えにくい点が数多く報告されています。
また、「住宅調査」という曖昧な名目で情報を引き出そうとしている可能性や、複数の携帯番号を用いて何度も電話してくる手口は、悪質な営業や詐欺的行為と類似しており、信用するに足るとは言えない部分があります。
このような電話を受けた際は、絶対に個人情報を伝えず、着信拒否や録音を活用して対策を講じることが重要です。
そして、少しでも不安を感じた場合は、迷わず消費生活センターに相談してください。
自衛意識を高め、冷静に対応することで、不要なトラブルや被害を未然に防ぐことが可能になります。
現時点では不審な情報収集である可能性も否定できないため、くれぐれも軽い気持ちで質問に回答してしまう事の無いよう、気を付けましょう。